過労死の基準は80時間?あなた自身を守るためにできることや対策の概要

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どうも!メンタルへルス専門家おOGURI鈴木です!

鈴木
最近20代など未来のある若者が過労から自殺してしまうというニュースが後をたちません。
私的にも、同世代の人が過労をしていつの間にか死に追いやられるということは我慢できるものではありません。

過労死を防ぐためにはまず何を知るべきか?そう。まずは自分が過労になっていないかを知る必要があります。

この記事を見ることで

過労死ラインの基準がわかる

もし過労に当てはまっているとしたら、何ができるのか

ということをイメージしてもらえるように記事を展開していきます。

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過労死のラインはまず80時間と心得る

まず過労死のラインは80時間ということを心得てください。

現在の労働行政では、一応、過労死ラインは80時間(月に20日出勤とすると、1日4時間以上の残業・12時間労働)とされています。これは、健康障害の発症26ヶ月間で平均80時間を超える時間外労働をしている場合、健康障害と長時間労働の因果関係を認めやすいという目安です。

労働問題弁護士ナビより引用

また発症の1か月前は100時間以上労働をするということで、因果関係が高くなるということです。
100時間というと、ほぼ休みがない休日出勤のようなケースを取ります。

また厚生労働省では

時間外労働が45時間を超えると業務と発症の因果関係が深まるとされています。

と述べられています。

あくまで基準であり、この値を超えていなければ過労死ラインとされるものではありません。あくまでも目安ということを知っておいてください。

残業をさせるにはサブロク協定を結ぶ必要がある

「ところで残業たくさんやっていますけど、そんなに残業していてもいいんですか?何か基準にひっかかるんじゃないの?」と考えた人もいるでしょう。

従業員をざんぎょうさせるためには36協定を労働組合等と結ばないといけません。
つまり、その協定を結んでこそ、従業員を残業させるための権限を得ることができるということです。

ただし、残業時間にも制限があり、それは45時間と定められているのです。

この45時間を超えて時間外労働を行なわせた場合、それは違法行為であり、悪質な場合には「6カ月以下の懲役刑または30万円以下の罰金刑」という刑罰が科されることもあります。

労働問題弁護士ナビより引用

このような協定があるからこそ、45時間を超える場合には通達により、労働基準監督署より職場へ注意を入れてもらうことができます。

しかし、実際にはそのようにはいかないようです。

 

就職人気企業225社のうち60.8%にあたる137社が、国の過労死基準を超える時間外労働を命じることができる労使協定を締結していることが、労働局に対する文書開示請求によって明らかとなった。

マイニュースジャパンより引用

実際には過労死ラインを越えては労働に見を呈しているひとが少なくありません。

正規の残業代が支払われないといけない

ちなみに残業をするには、正規の残業代が支払われないといけません。

時間外労働60時間まで=25パーセント増

時間外労働60時間以上=50パーセント増という取り決めがされています。

つまり、もしあなたの時給が3000円であれば

60時間まで残業した場合=1時間当たり3000円+25%(750円)=3750円支払われないといけません。
60時間以上残業した場合=1時間当たり3000円+50%(1500円)=4500円の残業代が払われる必要があります。

 

しかし、実際には残業代が支払われないというブラック企業はたくさん存在します。そのような会社は法律や基準をすり抜けるように事前に対策を行っていると考えられます。

過労死の兆候を見分ける

では実際にどのように過労死に至るのでしょうか?
実際には心疾患や脳血管障害により過労死に至ることが多いようです。

仕事の疲れは、心臓と頭に出やすいと肝に銘じておく必要があるのです。

自殺以外の過労死の原因としてあげられるのは、まず心疾患です。これは疾患の中でも最も多く、約7割を占めています。                             はたらくすより引用

心臓が原因で突然死してしまうことが少なくないようです。
心筋梗塞、大動脈解離、狭心症などの疾患が主になります。
胸の締め付ける痛みや、肩に突然くる放散痛などの症状を起こします。

脳疾患では、クモ膜下出血、脳出血などが主になります。突然の頭痛から慢性的に進行するものもありますので、日ごろから頭痛などの症状に気を付けておくようにしましょう。

自殺

最近でも過労死が原因で抑うつ状態となり、自殺に移行するケースが跡を絶たないです。
このように過労が原因による自殺者の数も少なくはありません。

過労死全体の人数は前年に比べ4人とわずかながら減っているのですが、自殺原因に限っては63人から99人と、大幅に増えています(いずれも支給決定件数)。

はたらくすより引用

過労してることが判断能力をなくし、自分の生をどうでもよくしてしまっている状態だと考えることができます。そのために若いながらも命を投げ出してしまうという悲しい事件も起きてしまいます。

過労死の前兆を知る

もしあなたが過労死レベルまで働いていればどのようなサインが徐々に出てくるのでしょうか一般的に言われている過労死の前兆をお伝えしていきます。

1,休んでも疲れがとれない

何時間も寝ているけど、起きても一向に疲れがとれない状態。身体がだるく、起きることができない。このような場合は過労死のサインが出ているので注意が必要になります。

2,体が麻痺するような感覚

人から見るとものすごく忙しいような過酷な状況でも「うん?あんまり疲れを感じないけど」と、疲れていることそのものが麻痺している可能性があります。
このように疲れているのに、疲れていないと自覚している時あなたの感覚そのものが麻痺しているかもしれません。

3,胸部症状や手足のしびれ

胸が苦しくなったり、手足がしびれるなどの症状が出てしまった場合、心疾患や、脳血管障害の疑いがあるので、早急に病院を受診するようにしましょう。

4,不眠

働く時間が長いということは、規則正しくない生活をしているということになります。
そうなると、自律神経という(休んだり、活動を指令する神経)の切り替わりがうまくいかなくなってしまいます。本当は眠るべき時なのに「私は眠れない」と感じている場合は、自律神経そのものがうまく働かなくなっているので注意が必要になります。

5,ご飯を食べないまた食べ過ぎる

ストレスが原因で過食に走ってしまったり、時には甘いものを食べ過ぎてしまったり、うつ状態のようになってしまい食事量に変化が生じることがあります。

6,気分の落ち込みが出現する

徐々に気分が落ち込んでくることも目に見えています。時には「死にたい」などの自殺願望を出現させることもあります。またイライラや情緒不安定など、気分の低下に伴う症状も出現してしまうこともあります。

これまでに楽しいと感じていたことが一切楽しくなくなってしまったことや、喜びや悲しみの感情が出現しなくなったなど、感情そのものが消えたように見えることも抑うつ状態の大きな症状です。

症状が原因で労災認定を受けることができる

脳・心疾患の発症前2~6ヶ月の間に、平均して80時間の時間外労働や、発症1ヶ月前に100時間を超える時間外労働をしていると、脳・心疾患との関連性が高いとされています。

労働問題弁護士ナビより引用

 

うつ病などの精神疾患の場合、発症の1ヶ月前に160時間、3週間前に120時間の時間外労働があると、労災と認定される可能性が高くなります。また、発症前2ヶ月連続で120時間、3ヶ月連続で100時間の時間外労働がある場合も、関連性が高くなります。

労働問題弁護士ナビより引用

このように発症する疾患と時間外労働などを合わせてみて、労災認定を受けることができます。大事なのは時間外労働の長さが大事です。また心や脳の疾患とうつなどの精神疾患では、時間外労働時間が若干ことなるということに注意をしておく必要があります。

あなたが過労死から守るためにできること

1,労働基準監督署に報告を行う

もしあなたが週45時間を超える残業をしている場合は36協定の決まりにならい、労働基準監督署に報告することができます。

「そんなこといっても名前出したら会社ににらまれるのではないのですか?」と心配する人もいると思いますが、労働基準監督署では、匿名で報告することができるのです。

つまり名前を隠して報告することができるのですから、特に気にせずに報告することができるので安心してください。

2,正規の残業代を請求する

時間外の多重の残業を強いる会社には残業代そのものを支払わないブラック企業があります。
そのブラック企業は、残業代そのものを支払わないことが多いです。

残業代を支払わなくてよいのなら「よし。働けるまでどんどん働かせちゃえ」とその人をボロボロになるまで働かせてしまうことがあります。

つまり、正規の残業費を支払われば、会社そのものが残業を減らそうとします、当然労働者の権利なので、残業代はもらう必要は大ありなんですけど。

残業代を請求する方法については、こちらのサイトを参考にしてみてください。

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3,あなたはあなたの人生を生きているということに気づく

マインドセットのようになりますが、基本的に、あなたはあなたの人生を生きているということを知っておかなければいけません。

過労死レベルの労働をしていると、今自分が何をしているのかわからなくなってしまいます。
そうなると、今何のために自分の人生を生きているのかわからなくなってしまいます。

いつの間にか、家と会社の往復になり、家は寝に帰るような場所そのものになってしまいます。
いつの間にか興味や楽しみは喪失し、気づいたら死にたくなるまでに頑張っているそんなあなたがいます。

そんな人生が充実していたといえますか?おそらく言えませんよね。

アドラー心理学を考案したアルフレッドアドラーは共同体感覚というものを提唱しており、世界を大きな共同体としてとらえています。

一つの集団で生き詰まった場合は、もっと外の世界を見てみる

と外の集団を見る重要性を指摘しています。あなたが会社行き詰っているとして、そこが全ての世界ではないのですからぶっちゃけ会社なんて辞めてしまえばいいのです。案外何とかなるものです。

大事なことはあなたが元気にすごすということが大事です。あなたの尊い命が最大限にまで尊重されることの方が会社で過労死するよりはるかに大事なことなんです。

長々とありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

kenji

ユニクロのウルトラライトダウンが極めて大好きな31歳。 赤色が好きですが、性格は極めて内向的です(笑 ブログの世界ではわりと自分の考えが表現できるので、みんなの役立つようなコンテンツ作成していきますのでよろしくお願いします!!