親子それぞれの共依存の問題点と各々の対策とは!?

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鈴木
どうもメンタルへルス専門家のOGURI鈴木です!

共依存という言葉を知っていますか?

互いが互いで依存状態に陥っていることを、共依存と言います。

彼氏彼女の関係であるとして彼氏は一方に働かず、彼女は面倒を見ている状態。

一見彼氏が彼女に依存しているようですが、実は彼女もこの状況に依存していることが多いです。
つまり世話をすること=彼氏が必要としてくれるということに依存を感じてしまうのです。

 

お互いに依存しあう関係というのは、もちろん血縁関係、親子でも十分に存在します。

この記事では親子の共依存の問題点とその対策をお伝えしていきます

親子で共依存を行うことによってどんな問題が発生するのか

親子での共依存を克服するためにはどのような対策をとるべきか

と、いうことをお伝えしていきます。

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もしあなたが娘だった場合共依存によりどんな問題が起こるのか

もしあなたが娘であったとします。
あなたが娘で母親にどんなこともしてもらっているとします。

  • 身の回りのことは何でもしてくれる
  • 学校を休むときは必ず親に連絡をしてもらう
  • ほしいものは何でも買ってもらえる

そんな状況で依存しているとします。
その場合あなたにどんな問題が生じるのでしょうか

①自分の人生が生きられなくなる

なんでもしてもらえるようになり依存状態に陥るとあなたは親なしでは生きられなくなってしまいます

親がなんでも解決をしてくれるので、本来自分で乗り越えるべき課題を行う機会がなくなり、問題を解決する能力というものが養われなくなってしまいます。

そうなると、あなたは親に頼りっきりで生きていくことになります。
本来ならば自分で悩んで職業選択や未来を決めることをしないといけませんが。

「ねえどうしたらいいと思う?」と親に決めてもらうことになってしまいます。
結果あなたの人生は知らず知らずのうちに親が引いたレールの上を歩いてしまうことになります。

②人間関係に支障が出る

親から与えられているということに慣れているあなたは、もらうことが当たり前になってしまい、無条件で与えるということができなくなります。

意識すらできていないというふうに行った方が良いかもしれません。

その結果、友人や、社会生活を送るうえで人間関係トラブルが起こりやすくなります。
あなたは、与えれていることに慣れている分、当然友達なども『与えてくれる存在』と認識するようになります。

あなたが友人に親切にすることにも「親切にしたから感謝してくれる」というような手段として与えることしかしなくなります。

もちろん、自分の期待したものが返ってくることはそうそうありません。「私はこれだけのことをしているのに、相手は何もかえしてくれなかった」と常に被害的にとらえることになります。

③大人になってからも共依存の関係に陥りやすくなる

親からもらうことしかなかったあなたは、人間関係でも「してくれる」と、もらうことを意識します。結婚パートナーも自然と「あれこれしてくれる」と依存しやすい関係に陥ってしまいます

愛情をもらえないと感じたあなたは相手を依存させて、感謝の言葉や愛情を引き出そうとするのです。

共依存の関係で育った人は、大人になってからも、共依存症の関係に陥りやすくなってしまいます。

もしあなたが娘を依存させている親の場合どのような問題が生じるのか

次にあなたが娘をとことん依存させている母親だとします。

  • 娘の頼みはなんでも効くようにしている
  • 課題があっても子どもが考える前に手を差し伸べている
  • ほしいものは何でも買ってあげている

娘の求めていることで、あなたは知らぬ知らぬのうちに娘をそばに置いておこうとします。

いったいどんな問題を及ぼすのでしょうか

①子どもを知らずのうちに支配してしまっている

共依存に陥っているとして、あなたは娘の求めていることはなんでも与えています。
一見「優しい親の役割を果たしている」と考えているかもしれませんが、実は娘を支配しているのです。

あなたは娘に何でも与えるという報酬を与える代わりに、娘をそばに置いて支配してしまっています。
それは子育てでもなんでもありません。

DV(ドメスティックバイオレンス)であれば暴力を用いて相手を支配するわけですが、共依存も同じで、なんでもしてあげるという報酬を子どもに与える代わりに支配をしているのです。

②子どもの可能性をつぶしてしまう

何でも与えなんでも世話を焼いて共依存関係を作り出すあなたは、時には子どもの生き方にまで干渉してしまいます。

とにかく良い大学へ行きなさい

将来は医者になりなさい

親の描く理想を刷り込んでいきます。
子どもは本当はそのような将来を歩みたくなかったのかもしれないのに、苦痛の中で道を歩くことになります。

「お母さんがここに行けっていうから」と頭の中でループし自分の考えそのものとは裏腹に可能性をつぶしてしまうことになるのです。

 

共依存関係を脱出するには(あなたが娘の場合)

もしあなたが共依存に当てはまる娘だとしてどうすれば関係を脱出することができるでしょうか。

1,自分で考える癖をつける

してもらうという環境で育ったあなたは、日ごろ自分の中で起きる問題を自分のせいにしていませんか?

「あの人がこうしたから悲惨な結果になってしまった」

「環境が悪いんだ。自分は悪くない」

と、自分に問題を求めるのでなく外部のことに問題を求める傾向が強くなってしまいます。
そのために、問題が起きた場合は自分の頭で考え解決策を見出すことを癖にしましょう。

外部の要因ではなく、自身が変わることで外部にどのような影響を及ぼすことができるのかと視点を変えるようにします。

そのように考えているうちに、自身の状況や環境を客観視することができるようになっていきます。

2,離れる時間を作る

とにかく体と体を離す。接触を避けるようにしましょう。

その時点であなたの自立は始まります。
もしあなたが高校生ならば部活動やアルバイトなど外の世界を見てみましょう。

外の考えを見ているうちに、親のことをあまり考えなくなります。
「もっと友達と仲良くなりたい」だとか、「もっとギターがうまくなりたい」だとか外部の世界にいると自然と自分の欲求が出てくるのがわかります。

その気持ちがあなたの本当の気持ちなのです。

3,いろんな親子関係を知る

共依存の関係はほんの一例で、外の親子関係は10人10色です。その多種多様な関係を知ることから始めてみてはいかがでしょうか?

いろんな親子関係を聞いているうちに「自分の所はまずいんじゃないか」と行き着くこともあります。
人の関係性を見直すことは同時に自分のことを振り返る良い機会にもなります。

家庭の中だけの考えにこもっていても、それは気づくことはできません。

共依存関係を脱出するには(あなたが母親の場合)

次にあなたが母親の場合どうすれば娘との共依存関係を解消することができるかを紹介していきます。

1,娘以外に気を割けるものを見つける

あなたは娘そのものに過剰に反応していませんか?

娘のリアクションすべてに興味をそそいで、常に娘に注目していることはありませんか?

娘以外に気をそらすことを自分の中で見つけてください。
例えば熱中できる趣味を見つけてみるとかです。

人間キャパシティがあり、熱中にも限度があります。
趣味や他のことに熱くなることで、自然と娘への関心も薄れてくるはずです。
そうなると「ちょっと構いすぎだったかな」と客観視できるようになります。

2,娘を外に出してみる

かわいい子には旅をさせろという言葉がありますが、愛着を感じている娘ほど外に出してみてはいかがでしょうか?

一人暮らしを勧める

県外の高校に通わせてみる

など、外に出してみることです。もちろんこれは親と子どもの意向が大事なのですが。
外に出してみることで娘との物理的距離が離れます。
関わりの回数そのものに減り、「お互いが依存しない」という関係につながっていきます。

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最後に自分は自分で生きているという意識をお互い持つ

あなたの考えは誰がつくっているのでしょうか?

それはまぎれもなくあなた自身が作っています。
ご飯を食べるのも、歩くのも勉強するのも全部あなた自身がしているのです。

生きていることはあなた自身が生きているのです。

共依存に陥る親子はお互いにそのことを意識しなければいけません。
助け合い生きていくということは必要なのですが、依存し合っていないと生きていけないということは絶対にありません。

鈴木
最後まで読んでくださりありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

kenji

ユニクロのウルトラライトダウンが極めて大好きな31歳。 赤色が好きですが、性格は極めて内向的です(笑 ブログの世界ではわりと自分の考えが表現できるので、みんなの役立つようなコンテンツ作成していきますのでよろしくお願いします!!